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遊戯室に虎舞がやってきました

1月18日 金曜日。幼稚園の遊戯室をのぞき見た年中さんが、ちょっと興奮しています。

幼稚園の遊戯室に、見たことがない道具が置かれています。よく見るとトラがいました。

 

12時30分。古三津虎舞保存会から8名の皆さんが附属幼稚園に到着されました。

古三津虎舞保存会は、県内唯一の虎舞の団体です。岩手県釜石市で開かれた「全国虎舞フェスティバル」では、全国の虎舞と並んで、愛媛の代表として、古三津の虎舞を堂々と披露されます。今日は、附属幼稚園の遊戯室に来てくださり、「ふようっこ」たちに間近で虎舞を見せてくださいます。

自己紹介の後、いよいよスタートです。敷物や椅子から立ち上がる子がいます。トラの動きに、思わず「かっこいいー」と言った声も上がります。

後半は、殿様と虎との熱のこもった勝負です。激しく動くトラ。トラは一度は倒れますが、また起き上がり激しく動きます。

ひるむことなく銃を構えてトラを倒そうとする殿様。子どもたちの歓声が上がります。

 

 

ピーヒャラ♪ピーヒャラ  ドンドンドンドン  和楽器の笛と太鼓の音が響き渡る中、クライマックスを迎えました。

子どもたちの大きな拍手の中、虎舞を終えたみなさんが整列してくださいました。虎の動きをされていた2人の方は全身汗びっしょりです。

保存会の方から「古くから伝わる伝統の技を一生懸命つないで頑張って練習しています。」「虎のように元気に、冬も体を動かして過ごしてくださいね。」

そんなメッセージをいただきました。

年長さんは引き続き残って、古三津虎舞保存会の方と交流しました。感想を伝えたり、質問をしたり。言葉をとおしてやりとりをする中で、少しずつ、近づいていきます。虎の被り物の中に入らせていただいたり、虎の顔をさわったり、殿様の道具を間近に見せていただいたりと、興味津々です。

 

実は緑組さんで、10月からコツコツと被り物を作っている女の子や、冬休みにお家の人と一緒に獅子舞を作る男の子など、獅子舞の制作を楽しんでいる子たちが、虎舞の皆さんがいる所に獅子を大事に持ち込みました。

 

緑組さんの獅子舞を見た青組さんの男の子達は、なんと、虎舞の始まる10分前に、協力して獅子舞の被り物を作りました。こちらの獅子も遊戯室に持ち込み、子どもたち手作りの獅子と虎とのご対面と相成りました。

最後は握手をしてお別れをしました。古三津虎舞保存会のみなさま、ありがとうございました。

その後・・・子どもたちは、早速虎舞の方の動きを見て、お家の人がいる席で獅子の口を開けます。降園前には、自分達で「右・左・右・・・」の掛け声で足を揃えた動きをするなど、自分たちの表現活動にも生かしていきます。

 

年少さんや年中さんも保育室に帰って、大きく口を開けて歯をカチカチ鳴らしたり、虎舞のイメージで体を伸び伸びと動かしたりと、体験を生かしてすぐに表現する子どもたち。

この冬も、保存会の方のように、元気に力強く過ごす子どもたちの姿が見られることと、3学期の活動がとても楽しみです。

 

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