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年長さんから年中さんへ~思いをつないで~

3月2日(火)

今日は朝から激しい雨が降っています。

傘と長靴、レインコートといった出で立ちで、おうちの人としっかりとした足取りで登園してくる子どもたち。

雨の音や雨のにおい、水たまりに雨粒が跳ね上がる様子、しっとりと雨に濡れた植物たち・・・雨という自然の姿も、子どもたちにとっては興味をそそる大切な環境でもあります。

さあ、午後からは一転、雨が上がりお日様が顔を出してくれました。

「てるてるぼうずさん、ありがとう!」

大きな声が、年長さんの部屋から聞こえてきました。

保育室を訪ねると・・・子どもたちが作ったてるてる坊主たちが入り口に掛けられています。

「友達とたくさん作って、一つにあわせて花束のようにしたんだ!」

「〇〇ちゃんたちが作ってくれたてるてる坊主さんが晴れにしてくれたんだよ」

口々に話す子どもたち。てるてる坊主さんもそんな子どもたちのことをにっこり笑顔で見ていてくれます。

 

 

遊戯室では明日行う3月の誕生会に向けて元気な声が聞こえてきます。

月ごとに重ねてきた誕生会。明日はいよいよ12回目。今年度最後の誕生会です。

今回の誕生会では、年中さんも年長さんと一緒に誕生会デビューをします。

憧れの年長さんの姿を見て、少しずつ気持ちを高めてきた年中さん。

2月の時にも飾りを一緒に作ったり、プレゼント作りのためのインタビューをしたりしてきました。

今回は、実際にステージに立って司会を年長さんと一緒に体験する子もいます。

飾りやプレゼント、出し物など、一人一人、年長さんに教えてもらいながら、準備をする姿は真剣そのものです。

 

頼れる年長さんが側にいてくれることで、ドキドキしながらも安心して明日に臨もうとしています。

 

さあ、明日は年長さんから年中さんへ、心のこもったバトンタッチの日でもありますね。

思いを託し、思いを受け止める春。明日が楽しみです。

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