みんなで育て、みんなで育つ

10月30日

年長児がみかん狩りに行きました。大型バスに乗って出発!

楽しみな気持ちがあふれて、車内は楽しいおしゃべりに花が咲いていました。青空にうろこ雲やすじ雲が浮かんでいて、「うろこ雲が出たら雨が降るんだって。」なんて声も聞かれました。

 

バスを置かせてくださるお寺の住職さんから、「天気が心配だったけど、みなさんが晴れてほしいと願っていたから、今日はいい天気になりましたね。」と、お話をしていただきました。

さあ、いよいよみかん狩りです。初めにはさみの持ち方と使い方、みかんの採り方を教わりました。みかんを採るときには、枝から切り離すために1度切って、袋に入れる前にミカン同士が傷つけ合わないようにもう1度切るのだそうです。そして、お友達を傷つけないために、はさみの持ち方に気を付けることも大切ですね。

畑にはたくさんのみかんが実っていました。「わたしのお兄ちゃんはみかんが好きだから、いっぱいとるんだ。」「パパにみかんをあげるんだ。喜んでくれるかな。」と、お家で待っている家族のことを考えている子がたくさんいました。中には、「大変だけど、家族のためだからがんばっているんだ。」と話していた子供もいました。袋がパンパンになるまで、たくさんのみかんを収穫しました。

採れたてのみかんをみんなでいただきました。とってもおいしかったです。お世話になった、みかん農家の方、農協の方、地域の方々、ありがとうございました。

 

公園に移動して、お弁当を食べてから、遊具でたっぷりと遊びました。

幼稚園に戻ってから、採ったみかんをバスから降ろして保育室まで運びました。たくさん採ったので、ずっしりと重く、一人では運べないので友達と力を合わせて運びました。

翌日、10月31日。

登園してきた子供たちは家族とみかんを食べた話を口々に話してくれました。「お母さんがおいしいって言ってくれた」「いとこにも分けてあげた」「おじいちゃんに送ってあげることにした」と、採ったみかんを通して家族であたたかい会話が生まれたことが伝わってきました。また、みかんを数えた子もいて、60個以上採っていた子がいました。

たくさん持って帰ってもまだまだ余っているので、みかんをお届けすることにしました。

赤組さん、黄組さん、桃組さん、附属小学校の1年生、いつもお世話になっている守衛さんとたくさんの人に渡しにいきました。頑張って収穫したみかんを贈って、喜んでもらう経験をすることができ、にこにこの年長児でした。

お弁当の時間にみかんを食べた年中児から「年長さんのみなさん、みかんおいしかったよ。ありがとう。」と言ってもらい、ますますにこにこになった年長児でした。

 

 

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