みんなで育て、みんなで育つ

6月12日。みんなが楽しみにしていた「カレー大作戦」の日です。掘ったジャガイモと玉ねぎを使って年長児がカレーを作ります。「♪にんじん、たまねぎ、じゃがいも、ぶたにく、おねべていためて、ぐつぐつにましょ~♪」の手遊びのように、おいしく作ることができるかわくわくしながら登園してきました。

石鹸で手を洗い、エプロンを着て、三角巾・マスクを付けたら準備ばっちり。

まずは、じゃがいもの皮をピーラーで向きます。つるつるしたところをすいすいとむいていたけれど、丸いところやへこんだところは少し難しい。じゃがいもを持ちかえながら、つるつるした皮のないジャガイモになりました。

お次はいよいよ包丁に挑戦です。少し怖い気持ちもあるけれど、お母さん先生たちに手伝ってもらいながら切ります。包丁を持たない手はネコの手のように丸めて野菜を押さえます。ジャガイモやタマネギはつるんと丸くて切りにくかったね。タマネギで目が痛くなってしまった子もいました。ニンジンはかたくて、切るのが大変だけど、最後まで頑張ってくれました。

皮をむいたり、切ったりしていると、年少・年中児が応援に来てくれましたよ。「がんばれー」とのあたたかい声をもらって力がわいてきました。

切った野菜はお母さんたちに渡して、ぐつぐつ煮てもらいます。その間、年長児はいったん休憩。製作などの好きな遊びを楽しみながら、「いい匂いがするね」「まだできないかな」と出来上がりを楽しみにしました。

いよいよカレーの完成です。年長児が年少児・年中児にカレーを届けに行きました。その後、年長児は「カレー大作戦」を頑張ったみんなで一緒に遊戯室でカレーを食べました。自分たちで作ったカレーはとってもおいしいね。何度もおかわりした子もいました。

食べ終わったら、片付けです。お弁当箱の汚れを新聞紙でふき取って、スポンジでゴシゴシ洗いました。

食べ終わった年少児・年中児からは「おいしかったよ」「ありがとうございました」というお礼を言われました。

おいしいカレーができて、年少児・年中児にも喜んでもらえて「カレー大作戦」は大成功でした。ボランティアのお母さん方、インターン実習の学生のみなさん、サポートをありがとうございました。

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