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向平和先生による子育てミニ講座~「科学を楽しむ子どもを育てる視点」

子育てミニ講座第4弾は、昨年度に引き続き愛媛大学教育学部の向 平和 先生をお招きしました。理科教育がご専門の向先生から、「科学を楽しむ子どもを育てる視点」をテーマにご講話いただきました。

愛媛大学次世代人材育成拠点の次世代人材教育部門に携わっていらっしゃる向先生から、「愛媛大学ジュニアドクター育成塾」「四国次世代科学技術チャレンジプログラム(SHIN-GS)」「えひめサイエンスリーダースキルアッププログラム」などの取組について、具体的に参加している子どもさんたちの活動の様子を教えていただきました。

科学を楽しむ子どもを育てるためには、科学を楽しむことが文化として育つように育んでいくことが大切であるとのこと。そのための具体的なヒントをたくさん教えてくださいました。その他にも、博物館に常設展と企画展がある理由をうかがいました。「常設展があるのは、子どもが注目する視点が子どもの知識が豊富になっていくと共に変化していくからですよ。」というお話に納得しました。また、サイエンスコミュニケーションの話題の中では、とべ動物園の飼育員さんが青色のユニフオームを着用されている理由も教えてくださいました。

それぞれの専門家が、誇りを持って携わっていることに触れられる機会を設け、子どもに科学を楽しむ見方や考え方が育まれていくということが分かりました。

聴講された方からは、「博物館を何度も訪れることの価値や、動物園の飼育員さんが相手に合わせて説明を変えているというお話から、子どもの「なんで?」に寄り添い、興味を深めていく環境づくりの大切さに気づかされました。科学を“特別なもの”ではなく、日常の中の楽しさとして一緒に味わう視点を、これからの子育ての中でも大切にしていきたいと思います。」

「AIが発達している中で、非常に今重要視されている、社会力(人材育成)に、力を入れて教育機関や専門家の方々が、子供達と接していることがよくわかりました。体験、絵本、そして、指導者や専門家に出会うこと。子供達が、相手(同年代でも、別の年代でも)を、認め、褒めるということだと思います。それを大人が見せてあげることが大切だと感じました。互いを比べて、我が子は劣っている、優れている、ではないなと。大人も含め、子供達にも、相手を尊敬する力、というものをぜひ身につけて欲しいと思いました。サイエンスコミニュケーションについても、相手の言うことを否定せず、認め、知識を深めていく糧になると感じました。」

「昨年の講座で科学の祭典のパンフレットをいただき、興味を持ったため、今年は参加させていただきました。工作が好きな息子は、ほぼすべてのブースをまわって大いに楽しんでいました。幼児期のこうした体験が、今後の科学への関心につながることを期待しています。」などの感想が集まっています。

向先生から、「ぜひ子どもたちにえひめ愛を育ててください。」というメッセージがありました。向先生、お忙しい中、貴重なご講話をいただき、大変ありがとうございました。

次回は、12月4日(金)12:25~13:10に開催します。講座テーマは「AIと生きる子どもの未来~これから必要な力は?~」です。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

 

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