27 Jan 2021
1月27日(水)
11月に実施した子育てミニ講座「タイルに絵を描こう」で参加の保護者のみなさんが作成した作品が、素焼きを経て幼稚園に戻ってきました!
ミニ講座の講師は、愛媛大学教育学部の美術がご専門の先生です。そして、我が附属幼稚園の前園長先生でもあります。
11月の講座では、優しい語り口で、保護者のみなさんを、美術の世界、そして焼き物の世界へといざなってくださいました。
色付けの仕方、釉薬の塗り方、道具の扱い方・・、一つ一つ丁寧に教えてくださり、みんな時間を忘れて作品作りに没頭していきます。
タイルを渡したい相手、使いたい場所、シチュエーション・・・それぞれが場面をイメージしながら、色や形を考え製作します。
遊戯室全体が、創造の館のように、感覚を研ぎ澄ました心地よい空気に包まれた、有意義なひと時でした。
さあ、今日は愛媛大学の窯で焼成されたいとおしい我が作品たちが帰ってくる日でした。
一つ一つ味わい深い作品を前に、没頭して作った日のことが蘇ります。
そんな作品の数々を目にした年長さん。
「うわあ、きれいだね」「すごいね」「ねえ、〇〇ちゃんのお母さんのタイルはどれ?」
と言いながら、いつの間にかお店屋さんごっこを始めた子どもたち。
作品を取りに来られたおうちの方が見えやすいように並べたり、探している方に声をかけて探すお手伝いをしたり・・。
その場での生き生きとしたやりとりに、人との関わりの豊かさを感じた一日のスタートでした。